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007
菊重ね(きくがさね) |
夏の間お休みしていた日本髪を再開!
舞妓さんが節分に結う変わり髷の一種だそうです。
交差した鹿の子と横添えの毛が菊の花弁のよう?
○いきさつ・・・
とても可愛らしい髪型です
袷時期がやってきたので日本髪復活しました!
結局4ヶ月も日本髪をお休みしたのですが、「き、禁断症状が・・・っ」という感じで次回日本髪がとても待ち遠しかったです。ああ、完全に中毒です。
夏の間はついに「真夏勝山」にいたらなかったのですが、夏っぽい簪も入手したので来年は是非「真夏勝山」をやりたいです・・・。
○髪型
髪型は菊重ね。
京都の舞妓さんが節分の変わり髷として結う髪型の一つだそうです。
結綿に銀杏返しがくっついた変形版という感じですが、高さもボリュームも出て非常に可愛らしかったです。当然、横の毛が付く分結綿よりは重くなってしまうのですが・・・。
先生は初めて結う髪型だったそうです。それでも写真を見て、その脇に付いた簡単な結い方の解説を読んだだけで結えてしまうのがすごいと思いました。
今回はかなりたぼを上に引き上げて短く結って頂いたので頭の保ちが非常に良かったです。もう何日かがんばれそうなくらいに最終日になっても後れ毛や乱れが少なくて、潰すのがもったいないくらいでした。
もっとこの髪型の写真を見る
やや上から
立体感がスゴイです
目、つぶっとけば良かった・・
やや下から
簪は、つまみ簪博物館さんの「半くす」。
オールマイティで使いやすい簪です。
出勤時なので、櫛を塗りに変えました。
一にしっかりと結綿の特徴が出ています。
京都の資料を見て結ってもらったので、鬢の際が下がり気味です。
前髪からのシルエットが顔に沿って丸く出てて優しい雰囲気。
○感想
らぶりーでした。
袷前半戦終了記念に結った東京の鴛鴦もとても可愛かったのですが、横にもボリュームがあって、頭のてっぺんに絞りがむっちりと乗っていて豪華でした。
この髪型はすごく良かったと思います。桃割れよりはお姉さんの頭という感じですし、尻尾がなくて爆発する心配もないし・・・(笑)
髪を結って頂くときはなるべくやっていない髪型をお願いするのですが、この髪型は今のところリピートしたい髪型のナンバー1かもしれないです。
惜しむらくはお天気に恵まれず、結っている間中雨でどこにも野外ロケに出られなかったこと。
まあ、「生活する」っていうことは、雨ばっかりの時もあるっていうことですよね。少し前に雨草履を買ったのでとても役に立ってくれました。後は情緒ある雨コートと蛇の目の傘があれば・・・。
今回は珍しく自前の櫛と前挿し使用→
前挿しはブローチを改造してもらいました。
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