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千鳥(ちどり) |
○いきさつ・・・
髪型も千鳥、簪も千鳥の「千鳥スペシャル」です。
桃割れの変形で、ちょっとおもしろい髪型。
夏に似合う「波に千鳥」に合わせて銀の簪を作ってもらいました。
これは好機と本で見つけた「千鳥」という髪型をお願いして千鳥づくしに。
本当はもう私には若すぎる髪型ですが・・・。
千鳥に免じて・・・。
○髪型
桃割れを三分割して、脇からも手絡を見せた髪型です。
あまり良い写真が撮れなかったので、つたない図解ですがご参考に→
先生も初めて結われる髪型とのことで、詳細はわかりませんが、桃割れベースなのと、載っていた本で付けられていた簪類を見るとかなり若い髪型のようです。
前からも脇の手絡の気配が伺えたり、三分割した毛の流れがおもしろかったりと、楽しい髪型です。
可愛い髪型がいいけど、桃割れじゃつまんないわ、という方におすすめかも??
簪は波に千鳥をイメージしたもの。
古い櫛にガラスの玉をアーチ状に付けたものがあったのでそれを参考にしてみました。玉の部分はアジアン雑貨の腕輪が大変身。
最初は櫛と平打ちのみだったのですが、髪型を見せての打ち合わせで「この髪型なら針打ちがいるわね!」と先生が仰ったので急遽針打ちを追加制作。
一夜城ならぬ徹夜針打ちです。
針打ちの足の長さがちょっと足りなかったというオチつきですが、揃いでできたので良かったです。
○感想
髪も千鳥、簪も千鳥で大満足です。
櫛に付けた玉のアーチが前から見ても効果的で良いと好評でした。
ただ、櫛の上部をアーチにしたためその部分には強度がなく、挿すのが非常に難しい櫛であることが判明。
←この綺麗な姿で挿さったのは先生が付けてくださった初日のみでした。
櫛としてはいろいろ課題が多いなぁと・・・・。
着物まで千鳥を着たらしつこいよね、と思って着物はあっさりしたものを着ていたのですが、先日古い資料の中に「千鳥」という帯結びを発見。思わずメモを取ってしまいました。
でも、私がこんな可愛い頭をするのはそろそろ限界・・・・よね。
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