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044
割り島田(わりしまだ) |
○いきさつ・・・
残暑が厳しいですが、思いがけず単衣の振り袖を入手したので、がんばって日本髪。
え?この年で振り袖のほうが厳しいって?それは言わない約束よ!
○髪型
振り袖といえば、未婚女性の第一礼装なので、もちろん最もふさわしい髪型は乙女島田ということになります。でも、大きいし、重いし、賑々しすぎてこの残暑厳しい折には避けたい髪型。着る予定の振り袖もあっさりめの色柄なので、今回は割り島田をお願いしました。
結綿と負荷は同じくらいですが、こんもり手絡を盛らないのでちょっとさっぱりした印象です。髷に通した手絡も端をしっかり纏めてすっきり感を強調。
今回は簪アダプターを使用して金沢のおみやげ、加賀毛針のコサージュを付けてみました。
色も軽やかな印象もこの季節にぴったり、とほめられました。
小さい金の玉が揺れる様もおもしろいです。
いろいろなデザインがあるので、金沢に行ったらまた探してみたいです。
○感想
で、問題の振り袖ですよ。
白地で意外とおとなしめなので、敢えてお太鼓に結んで明治大正期の令嬢風にしてみました。
長いお袖はやっぱり日本髪とバランスが良いです。
急ごしらえで作った嘘つき袖が案配悪くて、それは直さないとかなぁ、でも、単衣の振り袖なんてそう着る機会ないかなぁ、と悩んでおります。
今回、浅草の十三坪の秘密基地でお薬博覧会をやっていたので行ってきました。
お薬のパッケージにも中将姫はじめ日本髪美人が数々起用されていて眼福です。
ついでに、銭湯でおなじみ、ケロリン黄色い洗面器を買いました。
これ、近くの銭湯にあって、とても気に入っていたのですが、銭湯が立て替えになってモダン銭湯になったら一掃されてしまいました。ケロリン・・・・。
私も会場で見たお薬の広告美人になりたくて、写真を撮って古写真ジェネレーターにかけてみましたが・・・・「薬じゃなくて、洗面器宣伝してどうする?」って家族につっこまれました。
うん、ごもっとも。
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