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結髪日:2015/11/18
本来「勝山」は武家妻女の格調高い髪型ですが、今回はカジュアルバージョン。 通常は上品に鼈甲の笄をするところ、丸髷用の螺鈿笄に替えて輪を細く小さめに作ってあります。 金と赤の手綱みたいな根掛けと布を両方してるのも珍しいです 。布のかけ方が違うので髷の根元に余った毛を巻いてあるのがよくわかります。 前は塗りの櫛とカネの挿し物。 こうなっちゃうと先生的には正当派勝山ではなく「くずし」になってしまうようです。 格調高い勝山の場合は挿し物も鼈甲が望ましいとのこと。 結髪当日は雨で残念ポリ矢羽根だったのですが、先生が「この頭には矢羽根が絶対似合うと思うの!」とのことでしたので後日手持ちで一番イイ矢羽根を着て写真を撮りました。
後日のイイ矢羽根バージョン。