加納楽屋口 -- 日本髪マニアの店長が(有)加納のアクティビティや日本髪の話題をお届けします
 
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小物 銀の櫛簪
銀簪

日本髪を結ったら数日はそのままです。
髪飾りは髪型に合わせて一式を先生が貸してくださるのですが、期間中あれこれ差し替えたりしてみたい!と自前簪も少し持っています。
でも、実際に探してみると日本髪に挿せるかんざしはなかなか売っていないのです。欲しいなぁ、と思うものがあっても、骨董で目が飛び出るような値段だったり・・・・。
「簪が欲しい」と口癖のように言っていたら、「じゃあ、作ればいいじゃないか」と社長のお言葉。
それで、できたのがこの子達です。

ダイモスの櫛&平打ち

ダイモスの櫛&平打ち

後勝山×ダイモス櫛簪

伊勢半本店紅ミュージアムさんの
リニューアルオープンには
この櫛&平打ちを挿して伺いました♪


JEISの定番モチーフ「ダイモス」を使って作った櫛と平打ち。
当初は、ただの玉じゃなくて、中空で穴が開いていたら面白いだろうと考えて作った玉簪だけでした。もちろんその子はとっても可愛いのですが、日本髪に挿すならと大きなサイズの平打ちと櫛を作りました。

でもやったは良いけど、実際にはとても大変なことでした。大きさはどのくらいがいいのか、とか、銀だと重くなりすぎる、などなど懸案もいろいろ。できあがってきたら、櫛がきちんと髪に刺さらないなどの問題も発生し、試行錯誤を繰り返しました。
それでようやく形になったこの子達。丁度夏に仕上がったので涼しげで良いと先生にも評判でした。

伊勢半本店紅ミュージアムさんでこのシリーズを置いていただけることになり、平打ちは一回り小さいサイズも作成。

一本脚タイプと二本脚タイプがあるのは、作ったときの材料の都合で臨機応変に・・・。実は、一本脚の方がレアモノです。
髷の下に水平になるように平打ちを挿す時は必ず脚が反対側に飛び出るので、一本脚の方がすっきりして良いかも。

ちなみに、この櫛の歯は一本一本、間をヤスリ掛けしています。そうしないと髪が引っかかるので。その作業は死ぬほど大変、とのこと・・・・。

この商品は現在JEIS Aoyamaで販売しています。
伊勢半本店紅ミュージアムさんでは直にこの櫛・簪を見ることもできます♪


雪の櫛&平打ち

雪の櫛&簪

菊重ね×雪簪

「ダイモスの櫛は夏っぽかったから・・・」という理由で冬バージョンを作成。
モチーフはJEIS冬の定番雪のブローチを流用。現在では廃盤になっている小さい結晶も使って櫛にしました。

制作期間は実はこっちの方がダイモスより長いです。雪のブローチは日本髪にはまった頃から簪のモチーフにしか見えなかったので(笑)、何度かチャレンジしています。なので、モチーフの向きが調整出来る前挿しも大小あり。さっぱり写真には写っていませんが、二回目日本髪の京風鴛鴦(雄)の時に挿しています。
次に挑戦したのが平打ち。
でもこの雪の結晶をそのまま流用したので、トゲトゲが髪にひっかっかって大変なことになりました。でも一応、写真は残ってます。→トゲトゲ挿しているお染!

他にも小さな結晶をいっぱい付けてくす玉タイプも作りましたが・・・・重すぎて頭にめり込み、さらにはトゲトゲで髪が引っかかるという二重の悲劇。即解体しました。

で、安全に生まれ変わったのがこの櫛&平打ち。はめ込み象眼風の枠を付けたので以前に比べるととっても安全です。 平打ちの方は当初笹型だった先端を耳かきにしたので一層簪らしく変身。
とても繊細な仕上がりで髪に挿すととても良い感じです。
おすすめです!イチオシです!
・・・・って、てんちょ以外に需要あるのでしょうか・・・・?
現在はJEIS Aoyama和物ページで販売しています。


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